24時間TV&バリパラ-2016夏

24時間テレビの裏、Eテレでやっていたバリバラ、都合で見れなかったけれど、その前週は性の多様性を扱っていて少し前までは二つに割れない性の属性を感じさせるような存在の出演は考えられなかったことから多様性が正しいのだとする姿勢を前面に押し出した番組を打ち出す姿勢に隔世の感と感慨を覚えていたのだけど、今回は24時間テレビを「感動ポルノ」と言い放つ。これまたストレートですごい。 僕は感動ポルノの効果を否定するものではないけれど、必ずしも良いことばかりではなく見たいもの見せたいものを流す姿勢の限定性に居心地の悪さをいつの頃からか感じるようになってしまっていて、昨今は全く見ていない。  僕らのコンディションがデフォルトであるならば、彼らの有り様も彼らにとってデフォルトであるとも見れるわけで、確かに別の見方をすれば優劣があるようにも見えるけれども、一方でどちらの方が優れているのかわからなくもなる。  それからもう何年やってるのかわからない100キロマラソン?も感動を作り出そうとするための装置だけれども、本来のハンディキャップをネタとする品性の低い感動ネタからも離れてしまっていて、やたらめったら走りまくることはチャリティとはまったく関係がなくて異物的なおかしな仕掛けだ。  そもそも僕はあの乙武さんのスキャンダルでさえ人間らしくていいよなと思う方だし、その昔映画「タイタニック」で一番感動させられたキャラクターはあの主人公の二人ではなくて、婚約者キャルドンの方だった。嫉妬に駆られて沈みゆく船内で二人を拳銃で追いかけまくる姿はそれは褒められたことではないんだけど人間的で感動的だと思ったんだ。  この実話として描く感動ポルノという嘘よりもあの実話をベースにした作り話の方が魂が生きていたんだ。

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